あなたは
騒がしい場所でも自分の名前を呼ぶ声が聞こえたという体験がありませんか?
今回は
“騒がしい場所でも、なぜ自分の名前が聞こえるのか?”
についてです。
これは、
カクテルパーティー効果といって、自分の名前に関して反応してしまう性質です。
これを上手く使った事象でいうと、心理学教授J・チャンドラーによるハリケーン後の募金活動の分析によると、ハリケーンと同じ頭文字を持つ人が募金をする率が高かったことを発見しました。
例えば、ハリケーン・リタならRから始まる名前の人の多くが募金をしたということです。
日本では台風◯号という名前ですが、これを「台風佐藤」にすれば多くの佐藤さんが募金をしてくれるでしょうね。
また、イギリスの優れた行動科学者の研究チームによると、違反者に対する罰金支払いの催促状にその人のファーストネームを入れると、入れなかった時と比べて5割も反応率が良かったことも解りました。
日常的にこのカクテルパーティー効果を使うとしたら、企業なんかでは企画のプレゼンを頼まれた場合、決定権を持つ人の名前の文字を多く含んだ題名にするといいですね。
例えば、上司が高橋さんなら
「プロジェクト高橋!」みたいなね。
おそらく、AKBの総選挙にもこのカクテルパーティー効果は働いていると思います。
自分の名前の文字が多く入っているアイドルを推しにするんじゃないでしょうか。
カクテルパーティー効果を知って、どうやって日常で使えるのか考えるといいかもしれませんね。
今回も見ていただきありがとうございました。
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